私が動物と人生を共にする職に携わることになった原点は、小学3年生の時にさかのぼります。
当時、私が住んでいたところはとても田舎で、雨が降ると学校の汲取式便所の周囲に何百匹ものヒキガエルが集まっていました。
女子が怖がってトイレを使えないため、当時から動物好きだった私が担任の先生に校内放送で呼び出され、バケツにヒキガエルを集め入れて逃がしていました。
作業中、担任の先生が言った「おまえは生き物の扱いに向いている」という言葉が、今の私を形作ったのだと思っています。
本社がある和歌山県の紀南地方は気候がよく、山や海、川など豊かな自然に恵まれた地域です。
心が疲れてリフレッシュしたい時、私はよく山に行きます。
私にとって、自然は最高の教科書。
自然の中で湧いてくるインスピレーションは都会では得られない財産で、仕事にも存分に活かしています。
私は動物・自然と皆様を繋ぐ架け橋となるこの仕事に、大いなる誇りをもって臨んでいます。
子どもたちが生き物と触れ合うことで命の温かさ、大切さを実感する。
生命に対しての、人としての責任感を養う。
施設や企業の皆様がそのような素晴らしい機会を持たれるためのお手伝いをさせていただくことが、私どもの使命です。